米朝会談のゆくえ | |
[政治] | |
2018年5月2日 8時3分の記事 | |
南北会談の板門店宣言の最後に付け足しのように非核化とあった。結局、非核化は金委員長にとって米を引き出す手段・道具にしか過ぎなかったかの感がある。大仰なジェスチャーである。 なんとなれば、南北統一こそが民族的悲願であった。大国の仕切りなどむしろ邪魔なもの。在韓米軍もなくてよいもの。 されど、南北を隔てた原因は米ソ・米中の大国の支配欲であり利害であった。トランプ氏にとっては米国史上初となる米朝会談は高得点が得られる絶好の機会。支配欲を満たしてやりさえすればそれは政治目的は達成される。 米朝協議が長引くとしたら、大国の利害を抑えつつ、南北統一の実をいかに進めるかにあるといえよう。 南北は65年にわたり隔たり、制度もその違いを埋める時間はかなりかかるのは必定。南北の連邦制はかなり以前から提唱されていたという。民間の手も借りて交流を深め、溝は着実に埋めていけるもの。 ここにきて中国も仕切りたいのであろうしゃしゃりでてきている。 平和経済の再建は当事者国で協議の場が必要である。しかし本来当事者であるはずの日本の名がなかったという。 拉致の悲劇を招き、ホットラインを築こうとしなかった歴代日本の政権は転換を迫られている。 ここにきても、まだ圧力一辺倒を叫ぶ無能な政権は、国益を損ねないためにも退場すべきであろう。
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