このブログのトップへ こんにちは、ゲストさん  - ログイン  - ヘルプ  - このブログを閉じる 
アンフェアーな為替に翻弄され続けた日本経済
 
2011年10月11日 22時7分の記事

先進各国は1971年8月15日のニクソンショック後の1973年3月以来変動相場制による為替レートで取引してきました。
変動相場制(へんどうそうばせい, floating exchange rate system)とは[1][2]、為替レートを外国為替市場における外貨の需要と供給の関係に任せて自由に決める制度である。フロートあるいはフロート制[3]とも呼ぶ。
戦後、続いた固定相場制度の時代をブレトンウッズ体制[4][5]という。1971年8月15日、米国のニクソン大統領は自国のドル流失を防ぐため、ドルと金の交換停止を発表した(ニクソン・ショック)。[6][7]それを受け、1971年12月通貨の多国間調整(金1オンス=35ドル→38ドル、1ドル=360円→308円に切り上げ)と固定相場制の維持が行われた。このスミソニアン体制[8][9]は長続きせず、1973年2〜3月に日本を含む先進各国は相次いで変動相場制に切り替えた。
変動相場制は1976年1月ジャマイカのキングストンで開催されたIMF暫定委員会で承認された。これをキングストン体制[10][11]という。
以上ウイキペディアより


【PR】Licom高画質ライブ配信・通話システム


となっています。そして、「この変動相場制は為替レートを外国為替市場における外貨の需要と供給の関係に任せて自由に決める制度としてスタートしました。」となっていますが、現在は、「為替レートを外国為替市場において外貨のレバレッジを効かせた賭博市場とし、世界支配層の思惑によって自由に決める制度」と化しています。
日本政府・日銀が円安誘導のため数兆円の介入を行っても、アメリカのヘッジファンドや投資銀行が共同して原資で数千億円であってもレバレッジを効かせてその数十倍〜百倍の額をタイミングを見計らって市場に投入し円高に誘導します。自由市場である取引は結局市場投入額の多いほうに誘導されます。当たり前ですね。
これが、需要と供給の関係に任せて自由に決める自由市場為替制度の実態です。このことは皆さん既にご承知のことと思います。
13年前に東京ビッグサイトの催し会場の一角で数百人収容の講演会場で経済講演会がありました。その講演が終わって質問時間がありましたので、私はこう質問しました。「現在の為替は実物経済がそれほど変動しないにもかかわらず極端に変動する。この為替相場により実物経済が大きく影響される。おかしいのではないでしょうか?」と、そうすると講演者は逆に質問を返してきました。「どうすればよいと思いますか?」と、私は質問に対して率直に答えてくれるものと思っていましたから、逆に質問を返されたことに少し憤慨しましたが、こう答えました。「基軸通貨は色々な通貨を織り交ぜたバスケット制にし、その通貨の割合と対基軸通貨との相対比は、これだけコンピュータが発達した時代ですから、各国の経済成長、ボリュームなどの比率は容易に計算できるので、対基軸通貨との変動幅は年間+―数パーセント範囲内の準固定相場制にすれば実物経済も安定すると思います。」と、
そう答えますと、講演者は「そういう考え方もあるんですね。」といいました。
私は、この講演者は経済評論家としてテレビにもよく出演しているのに為替制度の根本部分の認識はこの程度なのかとあきれてしまいました。
この2ケ月前にも地元の銀行主催の経済講演会があり、大学教授の講演者に同じ質問をしましたが、そのときは私の質問に少し躊躇している講演者の様子を見た司会者が「お帰りの飛行機の時間が迫っていますので・・・」ということで逃げられました。私は一旦質問を受けておきながら逃げ帰るとは失礼な奴だと思い、なぜこの程度の質問に即座に答えられないのかと思っていました。」
東京の講演者は経済評論家の「竹村健一」さん、地元の講演者は当時、大阪大学副学長の「本間正明」さん、2006年に政府の税制調査会会長になりスキャンダルで1ケ月後に辞任した方です。お二人とも著名な方ですので、私の単純な疑問に明快に答えてくれるものと思っていましたが、見事、裏切られました。以前に投稿しました。竹中平蔵さんにした、隠れた企業環境リスクの質問も「とんちんかん」な答えでした。他にも著名な経営者などにも質問したことがありますが、ことごとく裏切られて来ました。まともに答えられない理由があったかもしれませんが、基本的に日本の著名で政府の要職を任じられた方であっても、あまり物事を深く考えていないことがわかり、日本の行く末に不安を感じました。
そして、13年後現在、為替制度は何も変わっていません。極めてアンフェアーな市場そのものです。そして、確信犯か学習能力の欠けた財務省・日銀は、相変わらず「円高」の市場介入により外為特別会計の損失を広げています。
また、1991年〜1995年に中国の元を対ドル比3.5倍の元安にしました。
これは元安になったのでなく、世界支配層第二・第三勢力が元安にしたのです。
そして、アメリカ資本の中国進出を容易にし、その後のその資本を受けた中国企業が国際競争力を3.5倍に増し利益を上げ拡大できるように。同時に、日本の国際競争力を相対的に低下させ、日本企業の中国進出を誘導し、日本国内の工業の空洞化を招く策力としてアンフェアーな為替制度を利用してきたのです。

このブログへのチップ   0pts.   [チップとは]

[このブログのチップを見る]
[チップをあげる]

このブログの評価
★★★★★

[このブログの評価を見る]
[この記事を評価する]

◆この記事へのコメント
コメントはありません。

◆コメントを書く

お名前:

URL:

メールアドレス:(このアドレスが直接知られることはありません)

コメント:




◆この記事へのトラックバック
トラックバックはありません。
トラックバックURL
https://kuruten.jp/blog/tb/katukan01/179514
くる天
最近の記事
08/25 00:24 闇の勢力が支配する古い世界に気を向けるのはやめましょう!:その世界はもうリセットされます、そして、もっと自由で解放された「黄金時代」を迎えます、すぐそこです!
04/14 14:13 新ブログ「ピュア・インスピレーション」のご案内
04/01 11:00 宇宙と伴にある存在であれば;リスクは何も無い、美しい地球も永遠です
03/31 20:59 NWO計画か、緩やかな世界統合か、アセンションか、テレポーテーションか;どれが宇宙の真理だろう?
03/30 22:38 他者をコントロールすることは最大の罪悪だ!;最も簡単に変化する方法は「捨てる」ことです;「アセンションへの道」(2)
03/30 22:17 現地球人類にとって必然か、選択か「アセンションへの道」
03/30 00:26 スライブが4月5日から無料で見られるようです!
03/30 00:00 ジョ-ジ・ソロスが現行犯逮捕されていた!
03/29 21:47 やはり、五次元に上昇したほうが面白そう!;思いやり、許す心、愛する心、楽しむ心、罪悪感を捨てることができればOK!
03/29 21:08 宇宙人の存在を発表し、豊饒化システムを稼動、人類を解放する「NESARA」
最近のコメント
世界中が知り始めた「311が日本攻撃のテロであった事実」(経済力で勝利する)
世界中が知り始めた「311が日本攻撃のテロであった事実」(Kayo Holden)
NWO計画か、緩やかな世界統合か、アセンションか、テレポーテーションか;どれが宇宙の真理だろう?(Kayo Holden)
世界中が知り始めた「311が日本攻撃のテロであった事実」(日本のために)
40億年前から地球を訪れていた宇宙人;あなたは宇宙人の子孫です(ming)
世界金融支配者?ジェイコブ・ロスチャイルドは日本の味方だ?(シオン・ナーシー)
世界中が知り始めた「311が日本攻撃のテロであった事実」(・・・)
宇宙人の存在を発表し、豊饒化システムを稼動、人類を解放する「NESARA」(自然児)
アメリカの恐ろしい真実;「狂ったアメリカ」の実態(林 一人)
やはり、五次元に上昇したほうが面白そう!;思いやり、許す心、愛する心、楽しむ心、罪悪感を捨てることができればOK!(Joji)
カレンダー
<<2011年10月>>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
カテゴリ
全て (273)
プロフィール
勝寛舟3 さん
美しい地球と伴に
地域:徳島県
性別:男性
ジャンル:ニュース 世界情勢
ブログの説明:
地球という名の牢獄にしないために
自ら「洗脳」を解き・・・
「気づき」、「目覚め」、「覚醒」し、超天才になりましょう!
RSS
ブログ内検索

携帯用アドレスQRコード
QRコード対応の携帯で、このコードを読み取ってください。
アクセス数
総アクセス数: 822512
今日のアクセス: 83
昨日のアクセス: 265


Copyright (c) 2006 KURUTEN All right reserved