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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第30期無線工学第6章FM送受信機 番外編〜FM送信機の構成その1〜
[無線工学]
2022年6月25日 9時30分の記事

            第6章FM送受信機の構成
                 番外編
            FM送信機の構成その1


FM 変調がどの様なものかご理解頂いたところで 今回
から 3回に分けて FM送信機の構成についてお話を致
します。
次回の 8月期の試験には、FM 送信機の構成そのもの
は、出題されないと予想しますが 今まで  DSB 送信機
の構成を見てきたところで FM 送信機の構成を 知る事
で送信機全般を理解する事が出来ます。

今回は発振回路の所迄のお話になります
。そして、次回は、FM 変調の心臓部である位相変調器
からお話をいたします。

それでは、本題に入ります。
先に、位相変調と書いてあるのがおかしいと思った方も
いらっしゃると思いますが、 FM の送信機に位相変調器
が必要な訳は、後ほど、お話致します。
 
FM変調とは、音声信号の大きさにより搬送波の周波数
を変える変調方式です。


続きは、続きを読むをクリックしてお読みください。
全文無償で公開しています。

[受験クラブより]
2022年8月期向け第30期のシラバスは、当ブログの
特性上、同じ位置に掲載できませんのTOITAの「
航空無線通信士受験塾」
でご覧下さい。

貴方の受験される航空無線通信士は、自己投資に
値しない資格なのでしょうか?
新コロナ・ウィルスで中々外へもだ掛けられい今だ
からこそ、受験勉強をしてみるのも良いのでは、な
いでしょうか?


合格を手にするかどうかは、貴方次第なのです。


「時は、金なり」と言いますが、50円を有効に使えて
いますか?

本文には、見本部分の数倍の重要な記事が書いて
あります。
特に2月期の試験は、航空大学校の入学や就職に
と大変重要
な試験になります。
独学が難しい事は、特集記事でお話した通りです。
試験迄は、思った程、時間がありません。
時間を無駄にして後悔されない様、是非、本文をお
読み下さい。




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            第6章FM送受信機の構成
                 番外編
            FM送信機の構成その1


FM 変調がどの様なものかご理解頂いたところで 今回
から 3回に分けて FM送信機の構成についてお話を致
します。
次回の 8月期の試験には、FM 送信機の構成そのもの
は、出題されないと予想しますが 今まで  DSB 送信機
の構成を見てきたところで FM 送信機の構成を 知る事
で送信機全般を理解する事が出来ます。

今回は発振回路の所迄のお話になります
。そして、次回は、FM 変調の心臓部である位相変調器
からお話をいたします。

それでは、本題に入ります。
先に、位相変調と書いてあるのがおかしいと思った方も
いらっしゃると思いますが、 FM の送信機に位相変調器
が必要な訳は、後ほど、お話致します。
 
FM変調とは、音声信号の大きさにより搬送波の周波数
を変える変調方式です。
つまり、 搬送波の周波数:F を音声信号の電圧:V で変
化させているのです。
音声信号が”+”側に大きくなりますとその大きさに比例し
て無変調 (無入力時) 時の搬送波の周波数より高くなり
ます。
そして、音声信号が ”−”側に大きくなりますと 音声信号
の大きさに比例して無変調時の搬送波の周波数より低く
なります。
図-1は、 FM送信機のブロック・ダイアグラム(構成図)で
す。
上の列の左側からお話をします。

1.発振器
  FM の変調方式には、発振器の周波数を直接音声信
  号で変化させる 直接周波数変調振器とは、 別の
  回路で変調を掛ける間接周波数変調の2つの方式が
  有ります。
  現在は、安定な発振回路が出来る為、 直接周波数変
  調が増えてきましたが 以前は、搬送波の周波数の安
  定を優先させる為、 周波数安定度の良い間接周波数
  変調が多く使用されていました。

  注・・・・搬送波の周波数を音声信号で変化させるのが
  FM 変調ですが、搬送波の周波数を安定するとは、 矛
  盾しているとお考えの方に一言。
    受信側では、送信周波数 (変調されていない時の搬送
    波の周波数) を受信しています。
  この周波数を F とします。
  Fは、送信側で音声信号が 0 [V] の時の送信周波数で
  す。Fは、音声信号の電圧に応じて変わります。受信側
  では、Fを基準に受信しています。
  つまり、 受信側では、F より周波数が高くなった時 "+"
    の電圧。Fより周波数が低い時を"−”の電圧として捉え
    ます。
   よって、送信側で Fを中心に音声信号に応じてFが変化
  しませんと受信側では、正常な受信が出来なくなり Fの
  ずれが大きくなりますと最悪、送
    信電波を捉える事が出来なくなります
   その為、 搬送波の周波数は、 安定している必要がある
   のです。

   重要な事は、安定した搬送波の周波数を基準に音声信
   号の大きさに応じて 搬送波の周波数を 変化させる事
   のです。

   ここで示しています発振器は、どの様な変調方式の送信
   機にもある電波の源となる高周波を作る所です。  
   発振器は周波数が変動しない安定した物が求められま
   すので送信機に繋がれたアンテナから輻射される電波の
    周波数よりかなり低く設定されています。   
  (この事が 周波数逓倍と関係してきますので 記憶に留め
    ておいて下さい。)

この後、 続けて位相変調のお話をしたいのですが、 位相変
調のお話は、永くなりますので、 次回、お話することと致しま
す。

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