超インフレ銀行破綻とウクライナ | |
[政治] | |
2023年3月25日 19時47分の記事 | |
ロシアのウクライナ侵攻は西側の経済制裁として市場からロシア原油天然ガス資源や穀物を締め出した。その結果世界は供給不足に陥り、ただでさえコロナ政策で市中に資金が出回っていることに加え物格高騰が記録的インフレに西側各国は苦しんでいる。アメリカはインフレ抑制に利上げで対抗し5%近いまで利上げを相次いで打ち出し打ち消しに躍起である(8回)、その結果なのかアメリカSVB,シグネチャ銀行と取り付け騒ぎなどで破綻している。銀行株の下落も連鎖的である。ノンバンクも例外でないという(米銀行全体の利上げによる資産含み損は100兆円に及ぶという)。ヨ-ロッパのクレディスイス銀行も巨大すぎるがゆえにその経営危機が問題となっている。(メディアはウクライナは言わず限定的な危機とするが) り-マンショック再来かと金融不安が払拭できないでいるが、金融引き締めとして利上げに走らざるを得ないうえに、一方では金融不安・経済不安に対しては利上げにブレ-キを考えざるを得ず、将来するであろう景気後退が待ち構えているところである。 ウクライナ戦争を始めたプ-チン氏にしてみれば、西欧の経済インフレを計算に入れていたとされる。アメリカ経済の需要は旺盛であるといわれ、絶対的な供給不足インフレは利上げでは抑えきれない という。 ウクライナ戦争は軍事面で決着がなされるものだろうが、ウクライナへの西側の支援に陰りが見えるとしたら西側の経済的地盤沈下というものも含まれるのかもしれない。
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