低い投票率に見る観客民主主義 | |
[政治] | |
2022年7月10日 20時16分の記事 | |
今回の参院選、政治は停滞そのものであった。野党共闘も力がなかったし低い投票率そのものが政治的停滞を物語る。小選挙区制では50%そこそこの投票で政治が決することとなる。良いはずがない。地方組織が保守合同自民党の組織活動集票活動つまり一人百票のノルマと言った具合でこれで投票が決まってしまう。他の投票に行く人がそもそもいないのだからひっくり返るはずもない。 その選挙人は停滞する日本経済のなか底辺ならぬ30年間減り続ける実質賃金の中にいるわけで、国家財政借金は膨れ上がり、経済を改革するに最も支障のある既得権益利権政党に白紙委任しているような格好にある。これではよくなるはずはない。政治(投票行動)も当然停滞する。 もっとも、国民を投票に呼び起こす野党の政策提案能力のなさ組織活動全てにおいて力不足に原因があるといっても過言ではない。 政権与党の瓦解を待つか?それではますます政権交代は遠のくばかり。 憲法改正勢力が国会発議に必要な2/3に達したとされる。憲法改正の為の憲法改正論議は憲法尊重義務に違反し違憲である。憲法改正草案があること自体が問題。要は自衛隊が違憲ではなく合憲にする と言うのであれば憲法改正の為の改憲議論は避けられないであろう。憲法は自然法とかでなく歴史的事実の産物であること。アジアの民族に対して仕掛けた大東亜戦争の敗戦に根差した平和憲法であるものとすれば、どういう立法(立憲)事実になるのであろうか。 国会は論戦の場である、経済、外交(安全保障)、憲法も上記を踏まえて戦わしていただきたいものである。
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