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アベノミクスに対する一洞察
[政治]
2022年6月26日 6時1分の記事

アベノミクスは失敗したとある。というよりも、成功するはずもない一時しのぎのもので、放置すると、というより続く岸田政権にせよ経済実態をそのままなぞるだけ、新しい資本主義など言葉だけで、異次元の金融緩和策から逃れる手立てはないに等しい。

ことの本質は、戦後バブル期を頂点に、大量生産主義驚異的戦後高度成長が終わりをつげ、継承発展はなかった。過去の成功体験に胡坐をかき続けた。新しいコンピュータシステムに後れ、エネルギー転換に後れ、あたらしい商品開発分野への投資を国総体として怠ってきた。要するにただひたすら旧い商品を売り続けた。これでは成長は愚か、輸出も伸びず、景気が良くなるはずもなく、国民の給料があがるべくもなく、依って世界にまれな、何十年の実質賃金の横ばい。

そこで、アベノミクス、日本国を金融緩和で安く下げさせてしまったその差額で稼ぐなど愚か。新産業になど最初から向いていなかった。金融じゃぶじゃぶにしただけで(それを吸収する産業としたら国家間戦争をおこし旺盛な需要を引き起こすくらいのものだといわれる)。日本は安く買えるから株の投資はあり政府買い支えがあるので株価だけは上がり、表面的な好景気観(似非の)が演出された。

金利をマイナスにまでしないと景気経済が持たないところまで(点滴経済)横着にしてしまったといえよう。

持ち直すには、コンピューティングにいち早く着目しGAFAとまで呼ばれるまでに成長した、世界水準に追いつくまで、旧体制からの変革に積極的な財政出動をと言うことだ。世界水準を超えるものもあったはずだが。経済に競争力がつけば金利引き上げに耐えうるようになるからだ。

地道かつ大胆に政府主導の経済政策をと言うことだが、既成利権の現政権には担うべきはずもなく、野党にも経済に強い政党が見当たらない。

敗戦により何もかも無くし、ただひもじさから抜け出したいという強烈な国民的渇望は今はなく、爛熟し、若者のパワーはどこへやら、そこはやはりしっかりした経済政策に目覚めた政権政党の登場によるしかないのであるが。


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