参院選の勝敗に変化 | |
[政治] | |
2022年6月23日 15時58分の記事 | |
夏の参院選公示選挙戦のスタ-ト。折しもウクライナ戦争が世界に資源高食糧高をもたらす波高し。コロナ禍で給付金等市中に資金が増えてただでさえインフレ傾向のなか、かかる物価高がインフレに輪をかけている。アメリカの顕著なインフレにFRBは相次ぐ金利引き上げで対抗、異次元の金融緩和の日本は出口すら見えず、金利の差が急激な円安を招き、資源はなく食糧輸入に頼る身は価格高騰に見舞われている(異次元緩和アベノミクスこそ国民を安値でダンピングして今回の物価高生活困難を招いた元凶である)。 そこで、選挙の争点は物価対策は正当なものである。 生活重視の主張は政府の物価対策無策ぶりを批判し、流れを野党寄りに導くであろうし、岸田インフレは標語として定着しそうである。 四月には年金一律引き下げの郵便通知が届き、ここ数十年間上がらぬ実質賃金、年金生活者、生活重視、物価高騰対策が示せぬ政党は退場と言うことになるのであろう。ここの争点で勝ち抜くべく野党諸君の奮闘を期待したい。 影で表にこそ出ないが憲法改正派と思しき与党と足並みそろえる野党(ゆ党)にごそごそ得票を許せば、改憲の為の改憲(憲法尊重義務に反し違憲、さらに演繹すれば憲法改正草案実現を党是とする政党如何)の国会発議を許すことにもなりかねず、立民共産等が主力となり護憲の流れを手繰り寄せるタ-ニングポイントとなるかもしれない。欲を言えば日本経済が如何に稼ぎ分配の実を上げるかの青写真を示せれば、どの政党もなしとげていない、文句なしに政権は約束されるのであるが。 ウクライナだから軍事費増強とはいただけない。平和憲法の国際協調主義、外交努力なくして国防を考えることなど許されない。 野党(ゆ党を除く)諸君の奮闘を期待したい。
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