ロシアのウクライナ侵攻日本国憲法の視点から | |
[政治] | |
2022年5月2日 15時48分の記事 | |
日本国憲法は国際協調主義、平和主義、戦争放棄である。如何なる武力侵攻もその憲法規範の認めるところのものではない。他国間の紛争においてもこれを一方において支援するものではない。西側の一員として(民主主義陣営の立場などと)と言うのもやはりおかしい、ましてや兄弟国間内戦的状況に口をはさむ筋合いのものではない。G7の一員としてと言うのも「喧嘩を売る気か」と一方に言わしめるようでは。過ぎたるは猶及ばざるが如し。 日本の立ち位置は、西側か、日米安保条約は米国が日本の尻を押しているという実情は否定できないのだが。敵基地攻撃能力を反撃能力と言い換えても好戦的分子のウクライナ危機に乗じた行動としか映らない。ミサイル施設を設ければみすみす攻撃対象になり安全保障に反し、憲法違反となるのはやはり避けられない。 日本国憲法の唄う理想主義は、社会主義国の憲法かと見紛うところがあるものの、否、社会主義国の軍事政治を超えるものがある、決してプロレタリアート独裁の国ではないブルジョワ独裁の議会制民主主義の国であるのだが。 西側の一員であっても、唯一の被爆国、戦争放棄の国としてそこは譲ることがあってはならない。 外交の素人かと思わせる現の政権政治家がいるなかで、敵基地攻撃能力を叫ぶ愚とは別に日本国憲法規範は世界の平和にも向けられていることを忘れてはならない。
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