憲法改正発議要の三分の二になっても | |
[政治] | |
2021年11月3日 13時43分の記事 | |
今回の衆議院選挙でかつての羽振りの再来かと日本維新の会が大幅議席をのばし自公と合わせて憲法改正発議に必要な三分の二の議席となった。 調子に乗ったかの維新は来年の参議院選に国民投票をおこなうべきなどと呆れるばかりである。教育無償化は憲法でなく法律で出来るし。統治機構が二重行政が良くないのはわかるが、これと憲法でなくてニュ-ジ-ランドが労働党政権交代時に官僚半減行政改革財政赤字ゼロ化を成し遂げたが、憲法裁判所の設置は日本の司法への信頼度(純粋法学法哲学法段階論を軽視するような政府がいるのでは)特別裁判所の憲法の禁止からも三権分立からも無理があろう。 たまたま、今回の自民党政治への不満票が無党派層から維新に集まったとしても消去法的選択に堕し、大阪都構想の住民投票に敗れたからと言って、国民投票(欧州には国民投票は猛獣を檻から出す様な危険性があるとの指摘がある)がないと日本国憲法にケチをつけるような。憲法尊重遵守義務に反してはいまいか。 憲法は歴史的産物である。日本国憲法は敗戦国日本が世界とりわけアジアの国々から復帰を認めてもらえるための条件でもあった。それを国民投票を受けていないからどうだというのだろう。因みに、明治憲法の改正として誕生した日本国憲法。その明治憲法補則条文に改正に国民投票を要するとは書かれていない。 憲法その歴史を尊重遵守しないものに憲法改正を語る資格はないだろうが。 ままよ、ゆ党が(野党ではない)たまたま議席数を増やしたといって、大阪地区政党の自己満足に終わるようであってはならないだろう(大坂であって国民の上に立つとかそうではなかろう)。
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