ミャンマーその行く末 | |
2021年5月5日 19時54分の記事 | |
2020年11月選挙ではアウンサンスーチー氏率いるNLD国民民主連盟が議会過半数議席獲得の地滑り的勝利であったミャンマー。大負けした軍部によるク-デタ-であったわけで国民の反感を買い一向にデモ不服従は収まらない。国軍による暴力的鎮圧行為にも拘わらず死を恐れぬ抵抗行動を呼び覚ましている。 選挙結果が不正と言いマスコミ報道を虚偽と言い劣勢な国軍が唯一正しいわけである。 自然発生的なデモやストライキ・サボタージュ。これを組織的な行動に高めていくのが指導的部分の役目である。NLDは統一政府樹立宣言を行ってはいるが。 レ-ニンの書物には自然発生的デモは組織的な行動に党が指導しとある、政権中枢を実力で奪取するには、国軍は軍備で固めているわけで、奪取には実力となる武器がないというわけで。国軍は持久戦に持ち込めば非武装の国民が負けるとの計算があるとされる。 騒擾(内乱)状態はやはり勝利すべき方向に導いていかなくてはならず武器を取ってのスペイン内戦はフランコの勝利、人民戦線は敗北しフランコの死ぬまで民主派の敗北は長く固定化された。それではいけないわけで、 少数カチン族武装勢力は国軍を攻撃し、国民側に理解を示しているのだろうが、政権中枢奪取が必要なわけである。戦闘に終始するのではない。 恐らく非暴力主義だろうNLDが進む限界をさ迷っているのではないか(5/5NLDは軍から国民を守る独自の戦闘部隊国民防衛隊を創設したとされる)。国軍が社会主義?の衣をかぶってというのも解せないが、今度ばかりは持久戦は思い通りに運ばない、民主化の流れは押しとどめられないところへと来ているからである。
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