75年目の終戦記念日 | |
[政治] | |
2020年8月15日 19時54分の記事 | |
明治から外国との戦争に明け暮れ締めくくりとして太平洋戦争・対米戦争で大敗し無条件降伏した日。75年となるが以後戦争はしていない。 皇国と言い天皇中心に(利用され又主体として)国民総動員の帝国主義間戦争に勝敗をかけてきたわけである。犠牲も当然膨大に及び、講和条約締結目的の戦争とは言え熾烈を極め非和解の絶対敵に処する如く非人道的悲惨な結末を見ることとなった。 犠牲者には被害と加害の双方があり、被害を見がちであるが、靖国神社という単なる一神道に国が肩入れしては、靖国で会おう、天皇陛下万歳ならぬ、多くの将兵は母親の名を唱えて死していったという。 「国が何をしてくれたという」わけで、精緻な戦略にもよらず、国力に大きな開きのある敵国に無謀な戦争をしかけ、止めることはできようがなかった、止める勢力はなかった。他されてしまった。否動員されてしまった。日露戦争勝利などが後の布石になったともいわれる。 未だ戦死者の遺骨収集は遅々として進まず、赤紙一枚で招集され、渡された遺骨箱には紙切れ一枚。 一方では戦後補償という遅れた課題も残されているのだが。軍人民間を問わず。 「国は何をしてくれたという」、その国の為に犠牲となったのであるから。この問いかけは今も重く響き続けるのではなかろうか。
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