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《日本の政治》 単なるクグツ(傀儡)でしょ
[日本の政治]
2021年10月1日 23時52分の記事

自民党総裁選では、タカイチ氏のクグツ(傀儡)ぶりがダントツで、見るに堪えませんでした。タカイチ氏の顔もやはりクグツ(傀儡)のそれとしか思えず、やはり顔に思いっきり出るのだなとつくづく思いました。タカイチ氏は操る人から離れる勇気も、度胸も、能力もないでしょう。そんなことをしたら、同氏は一瞬にして終わってしまう。だから、どうしてもタカイチ氏を見ると『アベ氏の単なるクグツ(傀儡)でしょ』と思うだけで、タカイチ氏に実態があるとは思えません。まあ、その程度の政治家ですが、それでは政治家としては普通に終わっています。ですから、もう終わった政治家です。
そう思っていたら岸田新体制について、日テレとテレ朝が以下のようにクグツ(傀儡)というポイントの同種の記事を出しています。岸田新体制はアベ体制と。まあ、その通りです。誰が見ても、そうとしか見えません。

「『岸田さんの顔した安倍内閣』 人事に波紋」(2021年10月1日 日本テレビ)

「岸田カラーは? まるで『安倍政権』党内から嘆きも」(2021年10月1日 テレビ朝日)

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このような内容の記事が、日テレとテレ朝から出たということは、結構、異例だと考えます。それだけ政界で、このことがあからさまなことだから、同種の記事が出るわけですが、このことは今後の大きなポイントになるものと考えます。それがこの二つの意味と考えます。
自民党は世襲議員ばかりですが、党そのものもアベ・麻生氏による世襲政党と考えます。その両氏は謂わば自民党の世襲オーナーと考えます。そのことを本ブログ「《日本の政治》日本の民主主義政治の最大の問題点を示したスガ退陣」(2021年9月3日)「《日本の政治》日本の民主主義政治の最大の問題点を示したスガ退陣 その2 (1)」(9月4日)などで書きました。
政党自体も世襲で、その政党が1955年以来、65年以上続いて、その内60年以上も政権党であるのですから、この日本の政治の実態は北朝鮮もビックリという世襲体制なのです。ですから、上述のブログでは、このことが日本の民主主義の最大の問題点を示すと言うことになるわけです。民主主義? アベ氏の動きを観ていれば、日本に民主主義はないとしか言えないでしょう。
そして、上記の日テレとテレ朝の記事も、同じく日本の民主主義の最大の問題点をまったく浮き彫りにしているわけです。このような独裁的権力をもつアベ・麻生氏が世襲オーナーの政党が、60年以上、日本の政権与党であるわけです。それは必然、政府もまたその世襲オーナーに私物化されていると考えるべきなのです。
だから、数々の疑惑が報じられ、まったくそれが解明されずに、一方で当たり前のように公文書は偽造され、国会答弁は虚偽、そして結局、問題はうやむやになっていくということが頻発するのです。これで民主主義の国だと思いますか? 法の支配があると思いますか?
まさにこの政権与党の世襲オーナーは、日本の民主主義の最大の問題点であるわけです。日本の国難の正体。だから、今こそ、この国難、宿痾を徹底的に洗浄する必要があるのです。民主主義を守りたければ、そうしなくてはならないのです。そんなことはわかりきったことです。皆さんの将来がかかっています。

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内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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片桐勇治(政治評論家) さん
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プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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