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スガ政権のコロナ対策は具体策がない ?
[日本の政治]
2021年3月30日 22時21分の記事

本ブログ「スガ政権のコロナ対策は具体策がない ?」(2021年3月29日)の続きです。

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付き合いが長い米国人の友人とつい最近に話していた時のお話しです。友人が日本の政治についてとても興味深い表現を使っているのにとても驚きました。その友人はワシントンDCで政界に関わっていますが、日本の政治について話しをしているときに、”Kishi Dynasty(キシ・ダイナスティー)"と述べていたのです。最初、その意味がわからなかったのですが、意味は『岸王朝』ということです。友人はいみじくもそのような表現を使って日本の政治を表現しているわけです。岸王朝、非民主的。日本はそれがひどいと。
新型コロナウイルス対策の政府の無策、ワクチンの開発・製造の自立性の喪失、福島第一原子力発電所事故災害などは、その岸王朝が本質的な原因なのです。
何せ、日本の政治史上最長のアベ政権を経てのこの新型コロナウイルス対策の無策、ワクチンの開発・製造の自立性の喪失という事態になっているわけです。さらに原発事故については第一次アベ政権が原因を作っているわけです。そのことは本ブログでは以下などで取り上げました。

「東日本大震災に思う ?」(2021年3月11日)
「正常性バイアス?」(2020年5月22日)
「10年後の日本を考える良い指標 その3 福島第一原発?」(2017年10月18日)
「10年後の日本を考える良い指標 その3 福島第一原発?」(2017年10月17日)

2006年、共産党の吉井英勝衆院議員が、津波と地震による電源喪失・ステーションブラックアウトでの原発事故の可能性を指摘しています。アベ政権は、そのことに対して、そんなことは起きないと強弁して、まったく何もしなかったので、吉井議員の言うとおりの事故が福島第一原発で発生したわけです。実にわかりやすいお話しなのですが、言うまでもなく、このアベ氏の無策・怠慢・強弁・バカさ加減によって多くの人々が被害を受けたわけです。
それで、アベ氏が何か責任をとったかと言えば、何もとっていない。むしろ、その後、日本での最長期政権となったわけです。こう観ると、日本の政治のひどさの一因は日本国民の間抜けももちろんあるわけです。それでいて、平気な顔をして、野党がだらしないとよく言えると思います。原発事故は、日本の根幹に関わる問題ですから、この福一事故に至る経緯を考えれば、論理的に言って、国民はもっと野党である共産党を支持・評価しなくてはならないわけです。しっかりとした仕事をしたわけですから、それが当然の評価というものです。が、そうしていないで、野党がだらしないと言っているわけです。これではいつまで経っても政治が良くなるわけはありません。せめて共産党を支持しなくとも、アベ政権・自民党への支持はあり得ないでしょう。明らかに国民の誤判断なのです。

「スガ政権のコロナ対策は具体策がない ?」(2021年3月31日)へ続く。

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片桐勇治(政治評論家) さん
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世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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