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スガ政権のコロナ対策は具体策がない ?
 
2021年3月25日 23時4分の記事

昨日の本ブログ「スガ政権のコロナ対策は具体策がない ?」(2021年3月24日)の続きです。

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◎ ワクチン開発・製造の自立性喪失は自民党長期独裁政権の結果でしかない
この一連のことを観て、明らかにバカなアベ・スガ政権・日本政府は本当に頭が狂っていると心から思います。まともな判断ができていないわけです。
本ブログ「ワクチンのお話し その2 ?」(2021年2月23日)などでお話ししたように、自民党がずっと政権の座にとどまってきた戦後の日本において、ワクチンの開発・製造の自立性を喪失したのです。
それは自民党政権がワクチンの自立的開発・製造を積極的に推進せずに、海外メーカーのワクチンを積極的に採用してきて、ワクチンの自立的開発・製造能力をここまで落とすことを平気で行った来た当然の結果なのです。それを頭が狂っていると表現するのは当たり前です。
このことはワクチンだけではなく、PCR検査に関わる遺伝子技術も同じで、本ブログ「ものすごい差がついた韓国政府と日本政府の能力差 これはすぐには追いつけない」(2021年)などで指摘してきました。
はっきり言って日本は遅れているのです。日本はもはや先進国ではない、しかし発展途上国でもないのです。なぜなら、先進国から転落してそのままなので、発展の途上にないからです。要するに先進国から転落しただけなので、後を進む国でしかないので、後進国なのです。それが、戦後66年以上に続いてきた自民党一党独裁政権の結末であり、さらにこのことがバカなアベ長期極右政権で決定的になったわけです。
そう、アベ極右政権時代に『日本はすごい、すごい!!』とクール・ジャパンでオナニーをやっているときに、実は日本の転落は決定的になったのです。国民の側からすれば、クール・ジャパンというオナニーをテレビなどで強制されているときに、現実は落ちたということです。国民の目を、気持ちが良い自慰行為にメディアがそらしたということですが、アベ極右政権時に官民挙げてこのオナニー運動をやっていて、国民が気がついたら、ワクチンを自立的に開発・製造できない状態になっていたというわけです。
それでいてアベ極右政権は、日本を守ると声高に叫んできたわけで、当然、それがまったく空虚・欺瞞であるのはバカでもわかることでしょう。日本を守る能力も意思もアベ極右政権にはなかったということです。それが、ワクチンの開発・製造の自立性喪失ということに凝縮され、現われているのです。
もちろん、アベ極右政権は、海外資本・メーカーの受け入れは積極的に行っています。今回の新型コロナウイルスのワクチンでもそうなっています。TPPのように国の主権と社会の自立性を放棄・喪失させることを積極的に進めてきたアベ極右政権ですから、現状は当然の帰結なのです。

◎ これから日本自体が地方になり、衰退する
TPPのようなグローバリズム、新自由主義では、日本は一地方に過ぎなくなるのです。これまで地方の衰退問題が言われてきましたが、これからは日本自体がこの地方となって、衰退、自立性を失っていくのです。ですから、今後、絶対に日本の地方衰退問題は解決されません。なぜなら、日本そのものが地方となって衰退していくからです。地方を救う余力なんぞ、あるはずはないのです。TPPを推進しているときから地方の救済はありえないことははっきりしているのです。
そして、地方となった日本は、一方に存在する中央に従属しなければいけなくなるわけです。その中央とは資本であり、イギリスです。市場に組み込まれ、その市場にすべてが決定されるので、現状のように医療が逼迫、ワクチンの開発・製造の自立性喪失となるわけです。イギリスとは本国を中心に英連邦を含めたことですが、そのイギリスと資本はセットです。そして、その一部分に日本がなるということです。もちろん、このようなことは今に始まったことでありません。ただ、ほとんどの日本人が知らないだけです。日本国民のほとんど知らない日本の真実があるのです。それが超法規的存在であるイギリスの存在です。法の支配の枠外にあって日本をコントロールする存在。このような存在がある限り、日本には民主主義はあり得ません。それが、論理的な帰結です。

◎ 反日を連呼する者こそ間違いなく反日
よく考えてみてください、ワクチン一つとっても、イギリスは開発・製造の自立性を保持し、日本は喪失している。日本の方がイギリスよりも進んでいると思い込んでいたが、実はまったくそうではないのです。もうすでにその現実が進行していますし、これからどんどん明確になっていきます。そして、このワクチンの一事を見ても、今後の日本の命運を暗示しているのです。これからはものすごい大変な時代になります。それが、アベ極右政権時に作られ、日本国民のバカな人たちがオナニーにふけっている間に生じたのです。基本的にすぐ戦争を言う平和ボケの右翼の人たちです。戦争の怖さをしらない平和ボケの人たちです。
10年以上前からTPP、新自由主義、グローバリズムの危険性について指摘してきて、つぶさに観てきた私からしたら、現状は当然の帰結なのです。
となると、このクール・ジャパン、TPP推進を言っていたものが、最大の反日、本物の反日なのです。もちろん、これらをやっていたのはアベ極右政権ですが、それなら最大の反日はバカなアベ極右政権ということになります。それなら右翼はバカなアベ政権こそを反日と言わなくてはなりませんが、そうは絶対に言いません。それは右翼とアベ極右政権が一心同体だからであり、なによりも反日という言葉に実質はないからなのです。その言葉は、ただ、自分たちの利益を達成するための言い回しに過ぎないのです。その一心同体の人たちが、反日ということばを使って、自らの利益を伸張してきただけなのです。もちろん、そこに愛国の情はあり得ません。昔も今も、本気で反日といったら最初に右翼がいなくなります。そして、そんなことはないということは、これまで証明されたためしがないのです。
ただ、現状は、そのアベ極右政権をあくまで支持してきた主権者国民の誤判断の結果であるのも間違いありません。要するに現状のワクチン後進国であるクールなジャパンで、生命・健康、そして正常な経済・社会活動を阻害がされている状態の真の原因は日本国民にあるのです。それが今、日本国民に突きつけられている現実なのです。
ここで、しっかりと考えなくてはならないのです。未来を変えるのは自分たちだけなのです。愛国右翼には何の力も、意志も、能力もありません。それは先の大戦ですでに明確に証明されて、いまだに覆されていないことです。だから、愛国右翼はそれをなんとか誤魔化そうと躍起になっているだけなのです。ただただ、それだけなのです。単なるごまかし。だからそこに真実はないのです。

「スガ政権のコロナ対策は具体策がない ?」(2021年3月29日)へ続く。

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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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