このブログのトップへ こんにちは、ゲストさん  - ログイン  - ヘルプ  - このブログを閉じる 
ワクチンのお話し その2 ?
[日本の政治]
2021年2月22日 23時48分の記事

昨年4月、本ブログ「ワクチンのお話し」(2020年4月28日)で、まさにワクチンのお話しをしました。また今回も現在においてのワクチンについてのポイントを書きます。もちろん、私はワクチンの専門家ではないので、あくまでも政治的な意味でのワクチンのお話しです。

【PR】システム構築、ソフトウェア開発はイーステムにお任せください


まず、以下のように英アストラゼネカ製のワクチン使用について、ドイツで副反応が出ていて、独仏で使用回避が広がっているとブルームバーグが報じています。

「アストラゼネカ製コロナワクチン、独仏で使用回避広がる−副反応懸念」(2021年2月18日 ブルームバーグ)

副反応については十分注意しないといけないでしょう。非常に重要なポイントです。
実はこのブルームバーグの記事でとても興味深い一文があります。それは以下の箇所です。


EUのワクチン接種は米国や英国に大きく遅れており、アストラに発注した3億回分が積極的に接種されない限り、近い将来に追い付くことは不可能だ。だが、複数のメディアが予想外に強い副反応が生じた事例を報道。ドイツのシュパーン保健相は17日、アストラ製ワクチンは「安全かつ有効」で、自分なら接種をためらわないと述べるなど、火消しに追われた。


このどこに興味深さを感じたかというと、「EUのワクチン接種は米国や英国に大きく遅れており」という部分です。ポイントはEUが大きく遅れているということではなく、”英米”が大きく先行していると言うことなのです。EUより英米が大きく先行しているということは、英米が世界で最も先行していることを意味しています。
この英米にイスラエルが入ると考えますが、なぜ、そのような先行が起るのか? そこが、今回の新型コロナウイルス問題の核心に繋がると考えます。いずれにせよ、このブルームバーグの記事のこの一文は大きな意味を持っていると考えます。

副反応と言えば、ニューヨーク在住のシンガーソングライター・大江千里さんが、現地でワクチン(米モデルナ)を接種したことによる副反応のことが、以下のニューズウィークの記事に書かれています。

「NY在住の大江千里、ワクチン接種後に副反応? 体調が急変し失神した」(2021年2月18日 ニューズウィーク日本版)

この記事では以下の部分が非常にポイントに感じました。


セカンドオピニオンをくれた別のドクターが「病院中でワクチンを接種し、副反応がでた医療従事者はいたがアナフィラキシーはいなかった。大江さんの場合はきっと、血圧が急激に下がっての失神だ。よく助かった。90日間はコロナにはかからないですね」と言われ、そこで思い出す。そうだ。モデルナワクチンで作られる抗体は、少なくとも3カ月間残存すると報告されている(※)。

「NY在住の大江千里、ワクチン接種後に副反応? 体調が急変し失神した」(2021年2月18日 ニューズウィーク日本版)


この文の「モデルナワクチンで作られる抗体は、少なくとも3カ月間残存」というのにはちょっと驚きました。日本ではワクチン供給もおぼつかいないのに、テレビの報道ではワクチンがあるのでもう大丈夫という報道ぶりです。ましてや、ワクチン接種で抗体が三ヶ月で消失してしまうケースについては、まったく報道されていません。報道されているのかもしれませんが、私は観た記憶がありません。むしろ、大半の報道は、ワクチンが日本に来たからもう大丈夫、オリンピック開催は今年必ずできる、オリンピック2022年の来年開催オプションなんぞ考える必要もないという論調・報道になっています。
しかし、上記、大江さんの記事を観て、そんな簡単な話ではないと心から感じました。また、昨年の3月、4月と同じように日本政府とテレビなどのマスメディアの関係と報道が明らかにおかしくなっています。本当を明らかに隠し始めていると考えます。スガ政権は総務省内閣です。総務省を動かしてテレビなどの報道をコントロールする可能性は極めて高い内閣です。その象徴がスガ氏の長男による総務官僚への接待問題です。これは非常に問題があります。基本的に現在のテレビ報道は政権に忖度しているという前提で観るべきと考えます。それがこの総務省接待問題の本質なのです。

「ワクチンのお話し その2 ?」(2021年2月23日)へ続く。

このブログへのチップ   0pts.   [チップとは]

[このブログのチップを見る]
[チップをあげる]

このブログの評価
★★★★★

[このブログの評価を見る]
[この記事を評価する]

◆この記事へのコメント
コメントはありません。

◆コメントを書く

お名前:

URL:

メールアドレス:(このアドレスが直接知られることはありません)

コメント:




◆この記事へのトラックバック
トラックバックはありません。
トラックバックURL
https://kuruten.jp/blog/tb/katagiri/455897
くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
ブログ内検索

カレンダー
<<2021年02月>>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28      
カテゴリ
全て (1403)
日本の政治 (1314)
ザ・フナイ (15)
中東情勢 (4)
アジア・太平洋情勢 (2)
戦争の構造 (3)
世界の読み方 (15)
書評 (1)
勉強会・講演会のお知らせ (3)
本ブログの重要記事

注目です!

「韓国のリベラルはとてもレベルが高い」(21年2月3日)←New!
「やはりイギリスが言い始めた」(21年2月4日)←New!
「東京オリンピックは2022年に開催すべき」(20年12月31日)←New!

値千金のブログ記事:岡田晴恵特任教授、国のコロナ対応に激怒!番組出演中に声を震わす 「このままだと3月4月にピークがきます」 (20年2月25日)
○本ブログ「この緊急時にこの政権の遅さは致命的? 」(20年4月16日)
○本ブログ「アメリカ政府が認定した当然のこと」(20年4月4日)
○本ブログ「朗報と考えられることと安倍政権の犯罪的な無能と愚鈍?」(20年4月1日)
○本ブログ「朗報と考えられることと安倍政権の犯罪的な無能と愚鈍?」(20年4月4日)
「ノーベル賞受賞者が新型コロナウイルスの早期回復(終息)を予測した理由:「我々は良くなっていく」(訳文)」(20年3月23日 ロサンゼルス・タイムズ)
最近の記事
02/23 15:14 天皇陛下のお誕生日に際し心からのお慶びを申し上げます。
02/09 22:37 『国民を甘やかす政治をしてはならない』といった池田勇人
01/23 23:06 二階派、安倍派、岸田派の解散の意味を考える その2
01/22 00:32 二階派、安倍派、岸田派の解散の意味を考える その1
01/14 19:54 台湾総統選挙の結果は何を意味するのか?
01/09 20:54 松本人志氏についての『性的行為強要報道』に対する同氏の対応をいかに考えるか
01/03 23:57 これからの時代の価値観――『人の命を守る・大切にする』
01/01 11:05 新年、あけましておめでとうございます
12/31 21:27 政治においての価値観をしっかりと見直すべき時
12/25 23:48 日刊ゲンダイの記事の実相を考える
携帯用アドレスQRコード
QRコード対応の携帯で、このコードを読み取ってください。


Copyright (c) 2006 KURUTEN All right reserved