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本当にレベルが低いミヤネ屋
[日本の政治]
2020年4月27日 16時33分の記事

普段は見ないのですが、先ほど日本テレビ『情報ライブ ミヤネ屋』を偶然、見ていました。そこで、私費1000万円を投じてプレハブを建てて新型コロナウイルス感染症病棟を作った埼玉県にあるふじみの救急クリニックのことを紹介していました。私の最寄りの沿線沿いのクリニックなのですが、観ていて本当に偉いなと心から思いました。埼玉県は人口10万人あたりの医師数が日本最低の体制なのですが、よく頑張っているな心から思いました。2000年代初頭、小泉・竹中構造改革路線で、新自由主義=市場原理主義(表面的な利益だけを優先する)を医療にも適応したことによって、日本の医療は大きく毀損されました。

『ふじみの救急クリニック』

(※ 本記事は掲載から1週間が経つと有料記事になります)

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国民新党にいるときも、まさにこのテーマを扱ったのですが、当時、日本医師会の会長も民主党支持にかわったほどでした。それほどひどい破壊を行ったことが、今、極めて大きく日本社会を苛んでいるのです。埼玉県の医療が逼迫しているのもこのためと考えます。もちろん、この新自由主義の影響は日本だけではなく、米国や欧州も同じです。新自由主義=市場原理主義を闇雲に推し進めたことによって、社会を毀損し、結果として経済を毀損し、さらにまた社会を毀損しているのです。しかし、日本のエリートのほとんどはまだこの新自由主義=市場原理主義(表面的な利益だけを優先する)の信奉者で、バカばかりです。日本の社会や経済が復活しない最大の原因はここにあるのです。
現状の安倍政権下では、この新自由主義路線が、医療関係ではなく主に文教関係で生じていると考えます。新自由主義=市場原理主義(表面的な利益だけを優先する)とは単なる利権化なのですけどね。
いずにせよ、ふじみの救急クリニックはまさに社会や経済に対して本当に前向きなプラスの要因だなと心から思いました。
ただ、このクリニックを紹介したミヤネ屋では、新型コロナウイルスやPCR検査、緊急事態宣言、現状認識などについて議論をしていましたが、司会の宮根氏はその議論をまとめられていませんでした。ただただ、ぐだぐだ。これなら私でもできるレベルです。宮根氏には今の新型コロナウイルス問題はちょっと難しすぎるのだろうなと観ていて心から思いました。単に実力不足です。ですので、結局、番組自体も散漫で、何を言っているのかわからないものになっていました。社会に解決策を提示するものになっていません。前向きではないのです。単なる情報の垂れ流しですね。何か、このシーンを観ていて、関西もこれで終わりだなととても思いました。
でも、このふじみの救急クリニックのことを紹介したことは大変良かったと思います。それは値千金です。

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くる天

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内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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片桐勇治(政治評論家) さん
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世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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