1米ドル=120円の攻防か、10月FOMC利上げ期待は収まらず――今週(9月28日〜10月2日)の為替市場予測 | |
[金融資産運用] | |
2015年9月28日 5時0分の記事 | |
今週の目玉は、欧米のインフレ指標を受けて、欧米の金融政策見通しが見えてくるかどうかに掛かっています。米国ではコアPCEデフレータや雇用統計のうち平均時給の動向など重要統計の発表、一方のユーロ圏では総合インフレ率(HICP)の発表がそれぞれあり、ユーロ/米ドルへの影響は出やすいでしょう。 なかでも、米雇用統計のうち平均時給がともに上昇基調となった場合には、10月開催のFOMCで利上げ開始への期待が再び頭をもたげる可能性は拭えません。一方のユーロ圏では、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和への期待が高まる可能性も出てくるかもしれません。 欧米の今後の組み合わせで、ユーロ/米ドルに再度の下落圧力が掛かるかもしれません。日本では日銀短観の業況判断DIが現況だけでなく、先行き悪化の予想となっており、7〜9月期のマイナス成長継続となれば、追加緩和期待と合わせ、円安圧力が掛かる可能性もあります。
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