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TOITAの「航空無線通信士受験クラブ」第22期電波法規第8章総則 (1)電波法の目的
 
2018年6月5日 9時30分の記事

                第8章総則
                 (1)電波法の目的
                  赤紫色の文字は、法規の用語
           のページで意味を確認して下さい。


今回は、総則の中で一番最初に書かれています。電波法の目
的についてのお話を致します。
私は、次期の試験の出題内容を予測して、必要な内容に限っ
てお話をしていますが、その基礎となる平成13年2月期から
の各期毎の試験問題記録を調べてみましたところ、総則が出
題されたのは、過去に 3回だけでした。
その内の”電波法の目的”が出題されたのは1回だけです。</p>
<p>それでは  ”総則”とは、何かと言う事からお話をします。
”総則”と聞かれてなんの事やらとお思いの方も多いと思い事
と思います。
総則とは、法律や会社の社則等の規則等の一番最初に書かれ
る章でその目的は、以下の2つです。


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                第8章総則
                 (1)電波法の目的
                  赤紫色の文字は、法規の用語
           のページで意味を確認して下さい。


今回は、総則の中で一番最初に書かれています。電波法の目
的についてのお話を致します。
私は、次期の試験の出題内容を予測して、必要な内容に限っ
てお話をしていますが、その基礎となる平成13年2月期から
の各期毎の試験問題記録を調べてみましたところ、総則が出
題されたのは、過去に 3回だけでした。
その内の”電波法の目的”が出題されたのは1回だけです。</p>
<p>それでは  ”総則”とは、何かと言う事からお話をします。
”総則”と聞かれてなんの事やらとお思いの方も多いと思い事
と思います。
総則とは、法律や会社の社則等の規則等の一番最初に書かれ
る章でその目的は、以下の2つです。

(1)その法律や規則の目的
(2)その法律や規則に出てくる用語の意味

(1)目的を書く事で、法律や規則が何の目的で作られたか
が、書かれています。
(2)は、その法律や規則の中で使われる用語の定義をする
事で、  その法律や規則の解釈が一意になる様にしています


総則についてご理解頂きましたところで、早速、”電波法の
目的”についてお話を致します。
”電波法の目的”は、 電波法第一条に書かれています。 その
全文は、短いのでそのままを記載します。

[目的]
第一条  この法律は、電波の公平且つ能率的な利用を確保す
ることによつて、公共の福祉を増進することを目的とする。

この条文は  短いので暗記する事もできますが、重要なのは
赤字で示した部分で、電波法を貫く精神が書かれています。
この精神を理解する事でこの法律の全てが理解しやすくなり
ます。
それでは、一つ一つについて考えています。
公平・・・・・な利用
電波の周波数は、 300万[MHz](3[THz])以下と総則の中
の用語の定義に書かれています。  この周波数の中に各無線
局周波数が割り当てられていまして、 周波数の空きが 殆ど
ありません。 その為、 特定の人に優先的に周波数を割り当
てる事なく、公平にしますと言う事を宣言しています。
行政に当たってほしいものです。
能率的な利用
周波数が有限であることから、 効率よく 使用する為の法律
である事を宣言しています。
例えば、 長距離の通信を目的とした無線電話には、 短波帯
の周波数が割り当てられています 。航空無線ですと、 洋上
での管制や航空機間の通信に使用されています。
逆に、 空域毎の管制の為には、 電波の通達距離が短い超短
波の周波数が割り当てられています。
また、 帯域幅の広いTV放送には、超短波以上の周波数が割
り当てられています。 仮にTVのある局に 1[MHz]の周波数
を割り当てたとしますと、7[MHz]までをその占有帯域幅の
為に占有してしまいます。
この周波数帯をA3Eの局に割り当てたとしますとその占有帯
域幅が 6[KHz]ですから、 1000局が使用できる事になりま
す。 よって、現在の周波数プラン(どの様な局にどの周波数
を割り当てるか)は、効率的なものと言えます。
公共の福祉の増進
福祉と言う言葉が入っていますが、 ”福祉” とは、人々の幸
福で安定した生活を公的に達成する事を意味します。
よって、電波法により、特定の個人や団体の為では、なく、
電波の利用が 国民の幸福に 寄与する様にする為の法律であ
る事を宣言しています。

電波法の目的では、 これらの赤字で示した部分の 理解が重
要になります。
大学での第1級陸上無線技術士の免許取得の為の講座では、
電波法の目的を一番最初に話しています。

以上で平成30年8月期向けの電波法規のお話は、全て終了で
す。

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