葉っぱが出す甘い蜜 | |
[植物] | |
2013年10月2日 9時5分の記事 | |
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花が蜜を出すのは誰でも知ってる事ですが、葉っぱからも出てるのは あまり知られていないようです。 葉っぱの基部にある蜜を出す器官、これを花外蜜腺と言います。 我が家で、この花外蜜腺を持っているのは瓢箪とパッションフルーツです。 蜂も一緒に写っているので、苦手な方はご注意ください。
パッションフルーツの新芽です。蜜腺に小さいアリが来て蜜を舐めています。 アリを呼ぶのは、植物が害虫対策をしているのではないかと言われています。 成長しきった葉は固くなり、害虫の餌になり難いので蜜の出は悪くなります。 瓢箪の若葉にアシナガバチがやって来ました。 蜜腺は葉の裏側にあるので、蜜を舐めついでに青虫も見つかります。 葉の表面に付いていたなら、青虫の発見率も下がるでしょう。 うまい具合に進化を遂げてますね。 毎日、蜜と青虫のおまけを楽しみにやって来るアシナガバチ。 おかげで食害も最小限に抑えられ、無農薬で収穫が出来ました。 この他に、桜の葉、アカメガシワ、イタドリ、ホウセンカなどの葉に蜜腺があります。 花が咲いてないのにアリがたくさん登ってくるものがあれば、蕾の付け根や葉っぱに 蜜腺があるはずです。 | |
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