ウイズコロナの時代に生き残る経済 | |
2020年5月26日 21時1分の記事 | |
世界にパンデミックをもたらした新型コロナウイルス。人との接触・移動を止めてしまえば大きく需要は落ち込み、以前のような経済が成り立たなくなっている。グローバル化した世界は、経済のつながりが絶たれることで、相互依存することで効率化を極限まで高めてきた世界は転換点にきている。 日本4〜6月のGDPマイナス21.33%という。アメリカマイナス39.6%イギリス−35%との予測だ。世界は−910兆円分の経済的損失となるという。 目先の近視眼的利益に拘ってきた経済、効率化が効かないコロナクライシス。 V字回復の現実味は遠くなるばかり。 こんなとき、生き残れる産業はあるか。 ないことはないはず。人の足らざるを満たし、持続可能な経済へとつないでいかなければならない。オンライン化の徹底、人と会わなくても用事を熟せる,そうした地域分散型ネットワークシステムの構築、テレワークを基調とし、満員通勤が当たり前でなくなる時代へと、産業も部品調達を基本とする自動車産業はほとんど在庫を持っていなかったという。 ただ、アメリカに見られる大量の失業者14.7%の発生は、消費マインドを冷え込ませ、経済の悪化を加速する。世界大恐慌以来となる。 コロナの流行さえ押さえればもあるだろうが、雇用は維持されなければ回復の糸口さえない。今まで内部留保で蓄え自社株買いなどしてきた大企業はその向ける先を考えなくてはならない。 政府も金融緩和で金融政策で必死に持ちこたえようとしているものの、金融だけでは限界がある。新興国からの資金引き上げ世界経済回復の悪影響を及ぼすようであってはならない。産業実体経済の再投資が必要である。 しかし、コロナ第二波第三波はどうなるか、すべてどこかに潜む感染のリスクを背負いながら、変化に対応しそれでも前に進まねばならない現実を知らねばならないだろう。
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