政権安定の落とし穴 | |
[政治] | |
2019年7月16日 20時44分の記事 | |
もちろん野党の力量不足が与党独走を招いた原因でないとは言い切れない。一時の政権交代は大変なバッシングが待ち受けていたしそれを跳ね返す間もなく自滅の消費増税を官僚よろしく国民を裏切ってやってしまった。この不信感はなかなかぬぐえなかった。かといって、これ以上与党の暴走を許す余裕とてないのである。 もう、安定暴走政権にお墨付きを与える選択肢はないといってよかろう。ある選択肢は国民生活安定という選択肢である。いわば官の領域を狭めて(例えば公務員数の削減)国民の領域を拡大するわけであるから、既成勢力の猛反発がある、既得権益の代表である与党勢力の反動は当然予想されることである。 ただ、民主政治は投票行動という武器により反動勢力に引導を渡すことができる。 アベノミクスなり一連の与党安定政権は格差を是正するどころか実質賃金を下げ続け安保法制で国民を安全保障上の脅威にさらし大事な年金も危ういものにしているではないか。なにをしてくれたというのだろう。 これに安定を与えてくれというのであるから、図々しいものである。 政権交代は待ち構えるバッシングの波に耐えうること、明確な国民を守るという意思があれば、国民の暖かい懐で守られるであろうこと、その支持の先には必ずや成果を見出すことができるであろうこと、国民主権とは投票行動でそれを具体的に実現できることなのである。
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