香港二百万人デモを引き起こした理由 | |
[政治] | |
2019年7月13日 17時52分の記事 | |
二百万人のデモは大変な規模だ。政権交代否ロシア革命の際には頻繁な全国ゼネスト30万人規模のデモが敢行され死者多数という権力の移譲も近く屋台骨を揺るがす規模のものだったという。香港市民は本土へ犯罪人を引き渡す条例に反対してのデモンストレーションであった。 その犯罪というのが出版に関してで、習近平主席の女性関係の暴露本だというから驚く。 なぜならば、香港では同書をめぐって、2015年に出版社の幹部らが中国当局によって非合法的に身柄を拉致されて、中国大陸内で取り調べを受けていた事実が広く市民に知られているためだ。 少数支配である。もっと言えば個人的支配かもしれない。数億台の監視カメラ・インターネット監視なしでは監視社会は実現できないのかもしれないが、支持する階層のイデオロギーが確固のものであり、中間層が安定しているなどの状況には程遠く、技術や暴力・腕力による強権支配は脆弱性を内包する。 中国本土は如何せん香港の人々は境界を越えては踏み入れさせない決意と気概を示されたに違いない。
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