平成を振り返り令和に臨む | |
[政治] | |
2019年5月11日 14時27分の記事 | |
平成はその言葉にも拘らず経済停滞の時代であった。バブル崩壊の後遺症は癒されもせず回復もされず空白の20年は留まることを知らない。追い打ちはリ-マンショック。不良債権処理に失敗し日本経済に大きな傷跡を残し、世界のIT革命の潮流に乗り遅れ工業生産国の優等生の枠を超えることはなかった。すなわち、新しい産業はITを主に含めて、花開くことはなかった。原発にしがみ付きだ。アベノミクスによる金融偏重策は産業を育てるマイナスになったのではないのか。追いつけ追い越せでもよい、遅れが深刻ならなおさらだ。少子化による人口減少は国力を削ぐ危機的事態に至っている。 ここの活力を取り戻す鍵はアジアの労働力を引き込んでという、頭脳までもか、恥ずかしいことではないのか。自国を奮い立てず挽回が図れるというのであろうか。自国の人口が増え競い合いハングリー精神に満ちればおのずと活力がわくが、若い女性が減り、少子化を競い合うようでは。 方や政治はどうか、規制緩和が新しい産業の道を開くのでもなかった、構造改革は格差拡大こそ招くが国民全体の底上げにはならなかった。小選挙区制は逆にモノを言えなくし政策論争の停滞につながった。結果,忖度は劣化の極致という。これでは政治が主導して経済を立て直すのはほど遠いと思う。 アメリカ追随はアメリカファ-ストの自国第一主義を標榜するトランプ政権とどこまで付き合うか。 独自の外交=国際協調主義、戦争放棄はすでに独自の路線ではないのか。 自然災害が経済に大きな打撃を与え、一層国力を低下させかねない。心配の種は尽きないが。 令和の時代を迎え、祝い喜ぶとともに、新時代の航路を見定めねばならない誰も彼もだ。
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