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くる天
プロフィール
松原雄二のテニス技術解説-ブロくる
松原雄二 さん
松原雄二のテニス技術解説
地域:神奈川県
性別:男性
ジャンル:スポーツ 球技
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プロのテニスを基本とした松原コーチ独自の理論により、テニス技術をやさしく解説し、指導する。
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フォアハンドの構え方
[フォアハンド]
2012年7月29日 14時13分の記事

以前の定期購読記事の焼き直し。

フォアハンドの基本中の基本
だけどこれで困っている人が一番多い話し。

これだけは逃さず読んでほしいので、今日は無料の設定。



さて、フォアハンドは振り子型に引けばいい

インパクトの手首の形のまま引けばいい

そして、そのまま振り出せばいい

と、私の話をよく聞いてくれる人の常識。

だが実際に見てみると
違っていることが多い。
もちろん、本人はちゃんとやっているつもり。

プロはOKでも
あなたはやってはいけないことも含めて
構え方について解説しよう。


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まず、インパクトの形はこう。




ラケットヘッドが腕より遅れて出てくるので
私のセミウェスタングリップだと
手首の
親指、付け根のほうが張った感じになる。




ウェスタンであればもう少し手首は楽になる。


そしてこの手首の形で構えると、こう。

(もう引き始めているが)




ラケットヘッドを後に引っ張ったような形になっている。

この、『後に引っ張ったような形』、というのが本日の肝。

これこそが打つ形の手首そのままなのだ。

そして面が斜め下を向いている。

インパクトで垂直面を作るための
たどっていった形がこうなのだ。


そして一番後ろでは
テイクバックの面が後ろを向く。




ここから振り出していけば
インパクトで垂直な面が出てくる。


ここで危ないのがこれ。




プロはこんなふうに
ラケットヘッドを後におっつけないで構えることが多いのだ。

私の写真に比べ
ラケットヘッドが打球方向に傾いていることが判るだろう。


そして、振り出しでラケットヘッドを遅らせて
スウィングのスピードを増したり
スピンをかける手助けをさせたりする。

振り出しのところで
ラケットヘッドが遅れて走ってくる時に
面をしっかり保っている感覚、自信があれば
もちろんこれでいい。


しかし、アマチュアがまねをした場合に
ラケットヘッドの走りに引っ張られ
前腕が回外、回内をしてしまい
面がトッチラカル可能性が高い。

ここで面をしっかり保つためには
それなりの面を感じ取るセンスと
強靭な腕力が必要なのだ。

それなりのセンス、だけでは難しいのは
女子選手に少ないことを見ればわかるだろう。


だから、日本人のアマチュアは
この部分をあまり使わないほうがいいと思う。

いったんは
手首を固定して打ち
ある程度、打てるようになり
面の動きを感じ取れるようになってから
手首の動きを解禁したほうが安全だろう。

もちろん、一生、固定したままでもいいと思う。

ソデルリンクを推薦するのはそのためなのだ。


いきなり出来てしまう天才もいる。

その人はどっちみち、私のブログなんか必要ない人だろう。







最終編集日時:2012年7月24日 13時14分

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◆この記事へのコメント(新着順)
1. おさむ 2016年12月12日 17時26分 [返信する]
はじめまして、おさむともうします。
いつも松原さんのブログ興味深く拝見しております。
一つ質問させてください。
私はフォアハンドでフォワードスウィングの途中で面が一度上を向くことに悩んでいます。
きっと松原さんのおっしゃる、面がとっちらかる状態かなと思います。
松原さんは記事で筋力不足を示唆されていますが、どの筋力を鍛えれば面の安定につながるのでしょうか?


 


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