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安倍政権の愚行
[日本の政治]
2020年3月30日 15時48分の記事

今現在、この時点で確実に言えることは、安倍政権下では確実にこの新型コロナウイルス感染拡大によって、極めて多数の自殺者と餓死者が出ることです。なぜ、このように断言できるのか? それは、安倍政権がいまだ新型コロナウイルス感染拡大に伴ってなすべき緊急経済対策を具体的にまったく打ち出していないからです。すでに米国では出していますし、香港などは1ヶ月以上前に出しています。まさにこの遅さは犯罪的な愚行です。

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このままいくと30日後には、この犯罪的な政権の愚行、安倍政権の無策によって自殺者や餓死者が急増、大量に発生することでしょう。他国ではすでになされている現金給付、日本ではまず4月15日までに配布が終わるようにしなくてはなりません。あと15日、それがタイムリミットです。それができなければ、この安倍政権の愚行によって、新型コロナウイルスで犠牲になる人の数より多くの人が犠牲になることでしょう。そのとき、最低でも安倍、麻生、西村三閣僚の責任は極めて重くなると考えます。
安倍政権は、この新型コロナウイルス問題が昨日からはじまったように動いていますが、まったく何もできていません。新型コロナウイルス感染拡大が、世界各国で大変な問題を引き起こしているのに、何も準備がなされていないという怠慢は本当に犯罪的です。以下のように人工呼吸器増産要請を日本政府がしているというニュースがありますが、このようなことはすでに2ヶ月前になされてしかるべきことです。はっきりと遅すぎるのです。安倍政権に関して新型コロナウイルス対策でさすがだなといわせるものが現状までにおいては何一つないというのが正直なところです。日本人の安全保障上、非常に危険な内閣と考えます。かつての民主党政権でももう少しましだったと心から思います。はっきり言って安倍政権は民主党政権以下です。ただだらだらやり続けた政権というだけです。

「人工呼吸器増産要請へ 新型コロナ対策で―政府」(2020年3月30日 時事通信)

現状、日本においての政治的課題・目標は3つです。まず、生活困窮者がでないようにすること、次にそのことによって自殺者が出ないようにすること、そして何よりも新型コロナウイルス感染拡大防止と制圧です。この3つ以外にありません。そして、そのために食料とその流通・供給が確保されていることを日本政府が保障・保証し、医療機関が稼働することを保障・保証し、日本政府が早急で十分な現金支給を国民に行って、命に関わらないようにすることです。
同時に、日本政府による正確な現実把握、情報公開を徹底してやることです。安倍首相の悪いところはとにかく現状把握をしないこと、現実が悪いとすぐに隠したり、誤魔化したりすること、数値化しないこと、数値化しても意味のないものを出してくること、そしてすぐに隠ぺいすること、息を吐くように嘘をつくこと、そしてその集大成として現実への適切な対処ができないことです。これが今の新型コロナウイルス問題の状態となって現われています。
以下の国民生活基礎調査を中止するということも、すぐに安倍首相によるまた隠ぺいかと思われることでしょう。そして、確実にそうでしょう。この調査を保健所が行うので忙しいからできないというのは事実でしょうが、この今の状況で国民生活基礎調査をしないで一体どうやって政府が適切に国民生活の維持・向上に対処できるのかと考えます。要するに安倍政権のときに悪い数字を残したくないと言うことだけのことでしょう。このような決定が出ると同時に、いかにして国民生活に関する基礎調査を代替し、国民生活の状況を把握するかということを発表するというのが、政治、政府というものです。これでは単なる隠ぺいでしかないでしょう。そして、そう国民にとられて、政権への怒りと不信はさらに増幅していくことでしょう。

「厚労省、国民生活基礎調査を中止 コロナ対応、開始以来初」(2020年3月30日 共同通信)

韓国のように、新型コロナウイルスについて事態を深刻に受け止めて、PCR検査などをして早め早めに現実の把握と対処の行動をとっていれば、現在の同国のように、都市封鎖(ロックダウン)をする必要なく、一応のピークを越えることができたはずです。韓国の文在寅政権をはじめ同国の各行政は、大変に良い動きと働きをしてきました。
しかし、日本は違います。安倍政権、小池都政、どちらにしても対応が遅すぎます。わざとしているのではないかと思うくらいの遅さです。3月25日、小池都知事が外出自粛要請をしましたが、その準備は少なくともその前の週から明らかに行っていたと考えます。しかし、25日にアナウンスをした瞬間から、スーパーに走る人を発生させ、密集をつくり出してしまいました。これは明らかに失敗ですが、かなりの期間、準備をしてきて、この程度かよと呆れさせるものです。
もちろん、このようになるのは、安倍政権の体たらくが80%、その原因です。マスクやトイレットペーパーの供給不足はまったく解消されない安倍政権の体たらく、また25日当時、安倍政権は食料とその流通・供給の確保と医療機関の維持を明確に宣言せず、検査もせず、また新型コロナウイルス感染拡大によって生じる生活の問題への十分なで具体的な援助や対処を示していなかったから、このようなパニック行動が発生し、殺到するわけです。そこでまた新型コロナウイルスの感染拡大が生じていると考えのが必然・自然でしょう。
このままの政策的な状態で今後、進むと、新型コロナウイルス感染拡大で経済が間違いなく崩壊するでしょう。そうなったときに都市封鎖(ロックダウン)をすれば間違いなく大惨事になります。今や、すでに遅すぎる状況と考えます。そして、安倍政権は何もしていません。驚くべき状況です。遅くとも先週中に、新型コロナウイルス感染拡大抑止と制圧の具体的な方策と個々人への生活・経済支援を示し、動くべきでした。安倍政権には明らかに韓国の支援が必要な状況と言いたくなる有様です。
以下の記事を観れば日韓の差は歴然です。世界のどこが日本のやり方を見習うと言っていますか? そんなこと、冗談でも怖くて言えないというのが本当の所でしょう。そして、安倍政権には他にも問題が山積です。このような政権で緊急事態は乗り切れません。最悪の政権です。

「独、韓国モデルに検査拡大 新型コロナ対策の内部文書」(2020年3月27日 時事通信)

「韓国外交部、『117カ国が防疫物資を要請…米国やUAEなどが優先考慮対象』」(2020年3月28日 ハンギョレ)

日本の安倍政権は新型コロナウイルス対策もそれに伴う経済対策もこれから動き出すわけです。そして、上述のように他の国の例があるのに全くの無策、準備をしていません。そして長期戦と言い始めているわけです。韓国はすでに一応のピークを越えているというのにですよ。本当にまったく信じられないほどおかしいですよね。
それに3月20日には、以下の記事のように新型コロナウイルス感染拡大防止策として打ち出した一斉休校要請の延長をしないと安倍首相は決定しています。つまり、この時点で彼は新型コロナウイルス感染拡大は終息に向っていると言っているわけです。確かに韓国は間違いなくその時は、一応のピークを越えていましたが、日本はそんなことはなかったわけです。
そして、3月28日の記者会見で安倍首相は、状況は緊急事態ではないが瀬戸際で、長期戦を覚悟と述べている訳です。時系列で観れば明らかに安倍氏は重大な判断ミスを犯しています。しっかりとした現状把握をしていないからです。バカみたいに当たり前の話しです。まさに安倍政権は迷走し、まったく適切な対処がとられていないことは明らかです。これと同じように経済対策もまったく適切さを欠いています。あきれかえるほどです。本当に韓国が羨ましいの一言です。

「安倍首相、一斉休校要請延長せず 新学期感染なら個別に休校」(2020年3月21日 西日本新聞)



この3月28日の記者会見で、安倍首相は経済のV字回復と述べています。しかし、そのような状況はなかなか見えてこないと考えます。現状を考えれば、事態を深刻に捉え、現実をしっかりと把握し、現実にしっかりと対処してきた韓国は、一応のピークを越えていますから、普通に考えて今後は世界的にいち早く経済の回復をなしていくことでしょう。現状を考えれば、今後、世界経済の牽引車の一つとなる可能性は非常に大きくあります。
しかし、安倍政権の日本は、北朝鮮よりはマシでしょうが、対応が遅く、また適切なものが現状、何一つできていないので、どれほどの困難がこれらか待ち受けているかということが現実でしょう。恐らく、回復は相当遅くなると考えます。北朝鮮より少し前というぐらいになるのではないかと考えます。まさに日韓で完全に明と暗が分かれています。

3月28日の安倍首相の会見(演説)を観ましたが、明らかに余計な言葉が多すぎます。ポエムと言えるような内容ですが、それでは詩を真面目にやっている詩人の方々に失礼になります。恐らく、私がこれまで聞いた中で、世界最低の演説と考えます。はっきりしていることは、安倍政権には優秀な軍師がいないこと、そして優秀なスピーチライターがいないことです。
首相からのアホな要求も多すぎるのでしょう。その光景が目に浮ぶようですが、明らかに人材難の内閣です。プロならこのスピーチを聞けば必ずそう思うでしょう。また、演説を聞いていて、この人は余計な思考が多すぎると率直に思いました。だから、しかるべき対処ができないのであると考えます。約20分の演説時間でしたが、2分で十分な内容であったと考えます。ナルシシズムが過ぎます。これはまったくの性格的欠点でしょう。また、民主主義国の行政官としては完全に失格です。有為で誠実で国民・社会のためになる情報をはけない人物です。

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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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