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クールジャパン その2
[日本の政治]
2017年10月13日 2時13分の記事

現在の日本がおかれている状況がわかる、極めて深刻なデータが、以下のようにロシアのメディア・スプートニクに掲載されています。

「戦争への免疫 北朝鮮問題の平和的解決に賛成なのはどの国だ?」(2017年10月12日 スプートニク)

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ザ・フナイ次号12月号では、日本のことを中心に書きました。日本のことに関して日本人が一番認識がない。このことが非常に日本人を危険な状況に追い込んでいると思います。是非、ご覧頂ければと思います。

このスプートニクの記事もそういうことを言っています。北朝鮮問題に対して外交的解決か、軍事的解決かどちらを支持するかというギャラップが14カ国で行った世論調査結果が掲載されています。これを見ると、突出して軍事的解決を支持する国がふたつあります。パキスタンと日本です。この数字にはさすがに驚きました。
他はそれほど高くなく、米国も外交的解決を75%が求めています。先日、米国共和党のコーカー上院外交委員長が、以下の記事のようにトランプ氏の北朝鮮への挑発に対して、第三次世界大戦の危機をもたらすと批判しています。これ、米国上院の外交委員長の言葉です。
また記事には、他の共和党議員のほとんどがトランプ氏の言動を憂慮しているとあります。今の情勢を第三次世界大戦ということを念頭に考えられるのはさすがです。むしろこれが常識なのですが、日本の政治家から同じような発言が全く聞かれず、ただトランプ氏と同じ方向で考えています。日本の政界では第三次大戦と日本の外交を語れる政治家は誰一人いないでしょう。寒々しいばかりです。日本の政治家がいかに劣化し、レベルが低いかがわかりますし、正直、コーカー氏のような米国の政治家のレベルは本当にうらやましく思います。日本の政治家、特に右派系は安全保障を語る資格はないと考えます。今や、左派の方が明らかに現実感があります。

「『第3次大戦の危機もたらす』有力議員がトランプ氏批判」(2017年10月8日 日本経済新聞)

なぜ、日本の政治家のレベルが低いかは理由はあります。それは、上記スプートニクで掲載されたように突出して日本国民が好戦的な論調になっているのと関係があります。今や平和国家日本というのは幻想で、戦争国家に成り下がっています。現実感がなくなっているのと、政治家やマスコミの劣化がその状況を推し進めています。むしろレベルが低い方が良いと思う人がいると言うことです。非常に危険な状態です。このことはザ・フナイ次号12月号で詳しく書きました。そこにちゃんと理由があります。

本ブログ「日本と韓国の政治情勢」(2017年10月4日)で取り上げたように、この北朝鮮問題の当事国中の当事国である韓国国民の圧倒的多数は平和的解決を望んでいます。そこには現実感がありますし、文在寅政権になってレベルも上がっています。しかし日本と同じように現実感がない右派(日本の右派と同根)が韓国にもいますから、発足間もない文政権は難しい政権運営にはなっていますが、非常によくやっていると考えます。
昨日の本ブログ「クールジャパン」(2017年10月12日)で書いたように、日本がどう思われているか、日本人はよく知る必要があります。上記スプートニクの記事を見て、北朝鮮有事が始まったら、日本が首謀していると必ず思われるでしょう。それだけ日本の行動は目立っています。それをこのスプートニクの記事はしっかりと裏付けています。そして、昨日書いたように、こういう状況で、日本の右翼・復古主義政権が信任を受けたとなれば、それは間違いなく大変なことになります。
5月に中国の王外相は、北朝鮮問題解決について米韓に期待感を示す一方、日本は前向きではなく、対話の足を引っ張らないように望むと釘を刺しています(五月二十七日 日本テレビ)。左様に安倍政権の対外的政策は極めて危険なのです。そして、その政策の結果は確実に日本と日本人に降りかかります。このことは容赦ないと思います。なぜなら、人の生存に関わるからです。要するに日本人が他国の人々の生存にとって有害となっていると受け止められるからです。その認識がない日本は本当に危険であると考えます。今の日本は確実にいつか来た道を歩んでいます。そして、世界からはまた同じことをしていると確実に思われているわけです。それは同じ人たちがやっているからなのです。日本人は日本と日本人の明日のために、日本と日本人がいかに捉えられているか良く考えるべきです。

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くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
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プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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