魔都市トリノ? | |
[トリノ] | |
2009年7月3日 0時0分の記事 | |
これは受け狙いではなく、真面目に、真剣に、一生懸命に書いた イタリア語作文集です。
1.エジプト博物館 トリノにはある一つの伝説がある。 古代エジプト人が故国を離れ(或いは追われたのかは不明) トリノにやってきて住み着いた…というものである。 それを確かめる文献が手元にないので、それが単なる伝説なのか、 歴史的事実なのかは残念ながら解らない。 事実だとしたら、それがいつの時代の古代エジプトなのか、 どういった人々なのか、何故故国を離れトリノを安住の地として 選んだのか。 トリノ出身のイタリア人の中には「本当かどうか知らないけど トリノ人の先祖はエジプト人だ」と言う者もいる。トリノには、 カイロにあるエジプト考古学博物館に次いで第2の規模と質を 誇るエジプト博物館(写真)がある。 「何故ここに?」 という疑問があるが、サルデニア王カルロ・フェリーチェによって ナポレオンがエジプト遠征を果たした1824年に創立されたものだと いうことである。 3万点もの出土品を有するとか。博物館責任者スキアパレッリの 指揮の下、エジプトでの発掘が行われ、それを記念してエジプト から寄贈されたものが多いらしい。紀元前2800年にさかのぼる ラムセス2世などの多くの像をはじめ、死者の壷として有名な カノープスやミイラなども多く所蔵されている。 本当に寄贈されたものだけなのだろうか。 トリノ出身のイタリア人は「博物館に陳列してあるのは、 所蔵品のごく一部だ」と信じているようである。 もしかするともともとトリノに有った物もあるのでは、という 期待もある。トリノに古代エジプト人がそこに居たという痕跡 を示すものがあるのかどうかも、現地の専門家に聞かなければ 解らない。 | |
このブログへのチップ 0pts. [チップとは] [このブログのチップを見る] [チップをあげる] |
このブログの評価 評価はまだありません。 [このブログの評価を見る] [この記事を評価する] |
◆この記事へのコメント | |
コメントはありません。 | |
コメントするにはログインが必要です。 |
◆この記事へのトラックバック | |
トラックバックはありません。 トラックバックURL https://kuruten.jp/blog/tb/italy/79693 |