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「人間サファリ」ツアー とは 非人道的な行い
[人種差別]
2008年4月21日 17時54分の記事



人権とは何か
宗教問題・奴隷制度・・・
いろんな問題を聞いてきたが
このニュースを見て驚きを通り越して怒りしか出てこない。
人をなんだと思っているのか
ツアーの主催者
ツアーの参加者
いずれも人としての道を見失っている
食糧難にあえぐ北朝鮮の人々に対して
食べ物を投げ与えるツアー・・・・・
「ふざけるなっ」
政治が外交がまともにできず
国民が被害を受けているのに
それを優越感と私腹を肥やす道具のように扱うなんて
チベット問題だけでなく
「北」の問題まで明るみになって
中国政府はどう対応するのか


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中朝国境地帯で、北朝鮮の住人を動物に見立て、たばこや食べ物を投げ与える「人間サファリ」と称するツアーが現れた。中国人が北の警備兵と結託し、観光客から料金を徴収して行っているという。北京五輪を前にチベット人権問題で激しい批判にさらされている中国だが、北の困窮につけ込み、人間を動物扱いして金を稼ぐ、とんでもない人権感覚が明らかになった。

 「たばこやソーセージ、ジュースをたくさん買えば、十分楽しめますよ。中国人の間では今一番人気です」。ツアーを体験した韓国の朝鮮日報の取材班に、中国人案内人が告げた言葉だという。

 同紙によると、取材班が参加したのは、中朝国境・鴨緑江河口近くの街、丹東で、船で北側の島を90分間でめぐるツアー。地元中国人らは「人間サファリ」「人間動物園」と呼ぶ。

 「ケチらないで」と案内人が求めた観光料は4人分で800元(約1万2000円)。加えて案内人は800元分の食べ物などを買うよう指示したという。

 一行が乗り込んだ船は白昼、北領であるはずの島につけた。漢民族の案内人は「軍人は皆おれの友達。農民たちはバカだ」と片言の韓国語で、北の国境警備隊とのつながりをほのめかし、上陸すると、ソーセージを投げた。茂みから2人の男性が飛び出し、ポケットにソーセージをねじ込むと無言で立ち去った。

 食べ物が入った袋を投げると、「私たちは乞食ですか」と怒り出す女性もいたが、しばらく後に袋はなくなっていた。案内人は「さっきは幹部が監視していたから怒ってみせたようだ」と説明。労働党幹部まで「たばこくれ、ボールペンくれ」とせがみ、子供たちは金を数える素振りで現金をねだってきたという。

 中朝国境でフィールドワークを続けてきた山梨学院大の宮塚利雄教授もたびたびツアーに出くわしたことがあった。「4〜6人ぐらいで、タクシーやワゴン車で国境まで乗り付けてきた。客は中国人もいれば、韓国人もいた」という。

 特に丹東で船を使ったツアーが盛んで、宮塚教授が現地で聞いた話では、「瓶に入った食べ物は投げると割れるので投げないように」とルールまで定められていた。

 北では昨夏の水害の影響や穀物価格の世界的高騰で中国が輸出を渋り、重大な食糧難に陥っている。

 世界食糧計画(WFP)は、穀物価格が昨年の2、3倍に跳ね上がり、人口の3割の650万人が深刻な食糧不足に直面しており、大勢の餓死者が予想されると警告する。

 宮塚教授は「私が訪れたときも北の人間からたばこを求められ、あげると、次には現金を要求された」と振り返る。

 「人間サファリ」については、「同じ人間同士、一方がそこまで卑屈になり、一方がそれにつけ込み優越感に浸るとは、耐えられない」と憤りながらも、「北の食糧難は相当ひどく、北の人にとっては卑屈だなんて言っていられない状況に置かれている」と現状の深刻さを指摘した。


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