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沸騰水型原子炉と加圧水型原子炉 (2)
 
2006年9月15日 9時0分の記事



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前回は、沸騰水型原子炉について書きました。
今回は、加圧水型原子炉です。

英語では、Pressurized Water Reactor (PWR) と言います。

沸騰水型原子炉との違いは絵にある通り、ウランの核分裂によって熱せられた水は、単に循環していて、蒸気発生器の部分で、もう一つのパイプで、別の水を沸騰させている点です。

ウランがあるほうの水を「一次冷却水」、沸騰してタービンを回しているほうの水を「二次冷却水」と呼びます。

※なぜ「冷却水」と呼ぶかは、また今後書いていきます。
(「今後書きます」って書いた言葉がいろいろあってすいません)

一次冷却水のほうは、非常に高い圧力がかかっていて、水は沸騰しません。液体のままです。でももちろん100℃をはるかに超える温度になっています。(圧力がかかると、沸点、つまり液体から気体になる温度が高くなり、100℃でも蒸気にはなりません)

その高温の水が、蒸気発生器で二次冷却水を沸騰させます。

このように2系統の水の循環を使うことによって、
タービンへ流れる蒸気のほうは放射能汚染されないという利点があります。ここが沸騰水型原子炉と比べての利点になります。ただし、蒸気発生器があるぶん、原子炉の構成が複雑になります。


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